ヴィンテージとモダンを両立させたPUブランド(リオグランデ編)

ハンドメイドにこだわったUSA製ピックアップ

リオグランデは1993年に設立された比較的若いピックアップブランドです。
社名のリオグランデは、スペイン語・ポルトガル語でリオが「川」、グランデが「大きな」を意味しますので、直訳すれば「大きな川」とか「大河」という言葉になります。
リオグランデの本社所在地がテキサス州のヒューストンで、同州南部にはアメリカとメキシコの国境線の約半分を占めるリオグランデ川が流れていますので、恐らくそこから取られた名前なのでしょうね。

リオグランデ社は「low tech/high tone」をブランド理念として掲げていて、機械による生産の効率性を求めるのではなく、あくまでも職人の手による作業にこだわり、一つ一つ丁寧にハンドメイドされた高品質なピックアップを生産することを第一としています。
ピックアップメーカーとしては後発の部類に入りますが、使用するプロのアーティストは数多く、ダイナソーJr.のJ.マスシスやZZトップのビリー・ギボンズ&ダスティ・ヒル、ミューズのマシュー・ベラミー、SUM 41のデリック・ウィブリー&デイヴ・バクシュなど、大物の名前もズラリ。
ただ、日本では比較的情報量が少なく、リオグランデの特徴があまり知られていないのも事実。
ということで、ここからはリオグランデの代表的モデルをご紹介してみたいと思います。

リオグランデの主な製品ラインナップ

・Muy Grande Tele Bridge

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / MUY GRANDE TELE BRIDGE

ムイグランデは、比較的高出力なタイプのPUシリーズで、特にシングルコイルはシングルでありながらハムバッカーのような太い音を出すのが特徴。
その中でもテレキャスター用のMuy Grande Tele Bridgeは、クラシックなトーンを持ちながら本来はそれとは相反するはずのハイゲイン化にも成功した注目度の高いモデル。
テレキャスターはリアのジャキジャキ感がギターとしての最も大きな特徴ですが、その特徴が強すぎるせいで、リアに音の太さを求める声も実は決して少なくなかったりします。
さすがにレス・ポールのような音という訳にはいきませんが、それでもテレのルックスは好きだけど音の太さが足らない、リアの音をしっかりと太く歪ませたい、そう思っている方には是非お勧めしたいモデルです。

・Muy Grande Strat

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / MUY GRANDE STRAT White

ストラト用ムイグランデも人気モデルの一つです。
ヴィンテージなストラトのトーンをベースにした上で、ハムバッカーのような中低域のパワー感が特徴で、系統としてはフェンダーのテキサス・スペシャルと似ています。
ストラトはリアの音のコントロールが難しく、キンキンしすぎることが良くあるのですが、コイツはストラトのリアとしてはうってつけと言えるでしょう。

・BBQ Bucker

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / BBQ BUCKER BLACK

BBQとはもちろんバーべキューの略で、リオグランデは他にもダーティーハリーやレイルガンナー、ブレードランナーと言ったモデルがラインアップされていて、独特のネーミングセンスが面白いですね。
しかもその名前がちゃんと音のイメージと合ってるので、納得しちゃうんですよね。(笑)
このBBQ Buckerも名前の通りにホットなハムバッカーで、中低域をブーストアップさせた高出力タイプ。
パワフルなPUでありながら、近年のPUに良くあるハイゲインでモダンなサウンドではなく、あくまでもヴィンテージトーンをしっかりと表現する方向性を維持しています。
これは、単純にヴィンテージタイプのハムバッカーの出力上げれば良いというものでもなく、ヴィンテージトーンとは何なのかということをしっかりと理解していないと作れないPU。
玄人が好みそうなPUであり、事実プロの使用者も多く、なかなかに奥深いモデルです。
リアにおすすめ。

・Halfbreed Strat

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / HALFBREED STRAT SET WHITE

リオグランデにはヴィンテージタイプのシングルコイルPUとしてVintage Tallbaoyというモデルがあるのですが、ぶっちゃけヴィンテージサウンドを目指したストラトPUというのは本家フェンダーを含めてほぼ全てのPUメーカーが販売しており、特に目新しさがないというのが正直なところです。
なので、ここではそのVintage Tallboyにスパイスを加えたPUであるHalfBreedをご紹介したいと思います。
HalfbreedはVintage TallboyにMuy Grandeの要素をミックスさせたシングルコイルで、ヴィンテージトーンを持ちながらスタンダードクラスのハムバッカー並みの出力を誇ります。
サウンド的にはハムバッカーの強い中低域にヴィンテージシングルの繊細さミックスし、ファット過ぎずトレブリー過ぎず、かと言ってP-90とも違うキャラクターというイメージですので、結構ニッチなところを狙っていますね。
中間色的なサウンドですので、他のPUと組み合わせるよりは、3つともHalfbreedで揃えたほうがバランスが取りやすいと思われます。

・Tallboy

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / TALLBOY HUMBUCKER BLACK

ムイグランデのシングルがハムバッカーライクなのに対し、こちらのトールボーイはハムバッカーでありながらシングルライクなPU。
一般的なハムバッカーは、タッピング機能などでシングルコイルモードにしても、やはり純粋なシングルとは異なる響きとなってしまうのですが、このトールボーイは基本コンセプトとしてシングルコイルを2つ並べた「シングルコイル・ハムバッカー」として設計されていて、シングルコイルモードでは、あのジャキジャキ感が見事に表現されています。
フルハムバッカーモードでは正直個性に欠けるところがあるのは否めませんが、ハムバッカーを搭載しているギターで、どうにも音がこもりすぎると感じる方には有力な選択肢となるPUです。

・Dirty Harry & Dirty Harry Jr.

RIO GRANDE ( リオグランデ ) / DIRTY HARRY WHITE SET

ダーティーハリーシリーズは、ストラト及びテレキャスター向けのシングルコイルで、ギブソンのP-90の音を模したPUです。
従ってシングルとしてはパワフルなタイプに属しますが、シングルコイルらしい繊細でシャープな一面も感じさせる仕上がり。
また、P-90を模したというだけあって、本家と同様にポールピースの高さをマイナスドライバーで調整できるようになっています。
Jr.のほうは、フロント及びセンターポジション用に少し出力を落としてあり、全体のバランスを考えるならDirty Harry×1とDirty Harry Jr.×2の3つがセットになったものがオススメ。

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