エレキギターのブリッジの種類

今回は、エレキギターのブリッジについての基本的なお話です。
ブリッジというパーツは、直接弦に触れるパーツですので、ギターの音質への影響は小さくありません。
ギターによって様々な種類のブリッジが取り付けられていますが、それぞれを特徴を把握しておけば、自分の好みのサウンドを模索する場合に有用な知識となります。
ということで、今のエレキギターに取り付けられている、主なブリッジを簡単に説明していきたいと思います。

1.シンクロナイズド・トレモロブリッジ

FENDER ( フェンダー ) / 099-2049-000

フェンダーのストラトキャスターに取り付けられているのがこのタイプ。
トレモロユニットとブリッジが一体化しており、最もポピュラーなブリッジの一つです。
各弦毎に弦高・オクターブ調整が可能で、アーミングを多用する場合はブリッジをボディから浮かせるフローティング・セッティングに、チューニングを重視する場合はノンフローティング・セッティング(いわゆるベタ付け)にします。
調整できる部位が多く多機能ではあるのですが、それゆえに最適なセッティングを見つけるのが難しい。
フローティング・セッティングの場合は、激しいアーミングをするとチューニングが狂う場合があるなどの欠点はあるものの、トータル的には非常バランスの取れたブリッジと言えるでしょう。
ボディへの取り付け部分が、6点支持タイプと2点支持タイプの2種類があり、6点支持はヴィンテージ系のモデル、2点支持は比較的新しいモデルに採用される傾向があります。
どちらのタイプでも大きな差はありませんが、2点支持の方がアーミングの可動領域が大きく、尚且つチューニングも安定しやすいと言われています。

2.チューン・オー・マチック・ブリッジ(ストップテイルピースタイプ)

7160adWbTGL._SL1440_

ギブソンのレス・ポールに使用されているのがこのブリッジ。
シンクロナイズド・トレモロ並んで、エレキギターのブリッジの主流の一つです。
ブリッジ部分とテールピースに分かれており、エレキギターのブリッジとしては比較的シンプルな構造。
ブリッジが2点支持で、この支持部分で弦高調整を行うので、弦毎の調整は出来ません。
シンプルな構造かつ演奏中に動く部分も無い為、アーミング・プレイは不可というデメリットはあるものの、ボディへの弦振動の伝導性やチューニングの安定性が非常に良好です。
また、調整できる部分が少ないので、セッティングに迷うこともあまりありません。

3.ロック式トレモロブリッジ

FLOYDROSE ( フロイドローズ ) / FLOYDROSE GOLD 42 R2

フロイド・ローズに代表されるのがロック式です。
シンクロナイズド・トレモロと基本的な考え方は同じですが、ボディにザグリを入れてブリッジの可動領域を確保している為、非常に大胆なアーミングが可能となっています。
また、ナット側とブリッジ側の両方で弦をロックするので、どれだけアーミングしてもチューニングが狂わないというのが最大の特徴。
しかしそれと同時に、弦をしっかり固定してあるがゆえにボディへの弦振動の伝導性は低く、どんなギターでもフロイド・ローズの音になると言う人もいます。
弦の張り替え作業が少々複雑で面倒と言う欠点もありますね。
ですが、どんなに激しいプレイでもチューニングが安定するので、ハードロック/ヘヴィメタル系のギタリストに広く愛用されています。

4.テレキャスタータイプ

FENDER ( フェンダー ) / 2012 Closet Classic Telecaster Pro Blonde

フェンダーのテレキャスターに使用されているブリッジです。
ブリッジプレート上にリアのピックアップが取り付けてあるのが、最大の特徴。
テレキャスターの独特のジャキジャキしたサウンドは、このブリッジによって生み出されていると言ってもいいでしょう。
アーミングは不可で、弦を載せるサドルが3ピースのものと6ピースのものがあります。
3ピースはヴィンテージタイプのものに使用されることが多いのですが、2本の弦を一つのサドルに載せる構造の為、オクターブ調整が難しいという欠点があります。
でも、逆にそれがテレキャスターの味だと言う人もいますので、好み次第な点なのですが、初心者の方の場合は弦毎に弦高・オクターブ調整が可能な6ピースがオススメ。

5.ビグスビータイプ

BIGSBY ( ビグスビー ) / B3C

グレッチのギターに取り付けられていることでお馴染みのトレモロユニット系ブリッジ。
レス・ポールのようなタイプのギターでも、大きな改造をせずに取り付けられるという長所があります。
見た目的にもオシャレな雰囲気になる為、人気がありますね。
アーミングの可動領域は余り大きくないため、トレモロ効果はシンクロナイズド・トレモロなどには劣るのと、チューニングが狂いやすいという欠点があります。

今現在主に使用されているブリッジの種類としては以上の5種類が挙げられます。
他にもジャガー/ジャスマスタータイプやムスタングタイプのフェンダー系ブリッジの他、バダススタイルやケーラー、トランストレムなどといったブリッジなどもありますね。
これらのブリッジについては、また機会があれば記事にしていきたいと思います。

ブリッジはそれぞれに長所短所がありますので、自分のプレイスタイルに合ったタイプを選ぶように心がけましょう!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする