手頃な価格で手に入れられる憧れのブランド(ポール・リード・スミス(PRS)SEシリーズ編)

10万円以下で買えるPRS

今やポール・リード・スミス(以下、PRS)と言えば、ギブソンやフェンダーに続く第三のエレキギターブランドとして飛ぶ鳥を落とす勢いですが、”PRS=高いギター”というイメージがあるのも事実。
実際、メイングレードとなるCoreシリーズは、無傷で新品なら安くても35万円以上もしますから、なかなか手が出ませんよね。
楽器屋さんに置いてあるPRSを見て、その美しさにほれぼれすると同時に値札を見て溜息が出てしまう、なんていうのはきっと私だけではないはず。

PRS SE Custom 24 N BT エレキギター

そんな高級なイメージのあるPRSですが、ちゃんと10万円以下で変える廉価グレードも存在しています。
その廉価グレードとはSEシリーズ。(SEとはStudent Editionの意)
実売価格10万円以下ながら上位グレードから受け継いだバツグンのルックスと、きちんとセッティングすれば大きめのライブ会場でも使える高性能ぶりで人気が高いシリーズです。

韓国で生産を行って低価格化

SEシリーズは、韓国のギターメーカー(World Musical Instruments社)に生産委託し、ボディトップの加工を簡略化するなどしてコストダウンを図っています。
元々は、同社からシグネチャーモデルをリリースしていたカルロス・サンタナ氏が「学生でも手に入れられる低価格で、PRSの高品質が味わえるギターが作れないか」とPRS創業者のポール・リード・スミス氏に提案したことがきっかけとなって、2001年に誕生したのがその最初。
もちろん、第一号機はサンタナのシグネチャーモデルであるSantana SEでした。

SEシリーズの特徴

SEシリーズの最も大きな特徴はベベルド・トップと言われるボディトップ形状。
Coreシリーズのボディは流麗なアーチトップ形状になっていますが、これはコスト面から見るとデメリットになるので、SEシリーズはボディの端の方を斜めにカットする方式に変更されています。
SEシリーズの一つ上のグレードであるS2シリーズでもベベルド・トップが採用されていますが、S2シリーズは1弦側と6弦側のカット幅が異なるのに対し、SEシリーズではどちらも同じ程度のカット幅になっています。
また、2016年まではCoreシリーズとの見た目の差別化を図るために、ヘッドストックにデカデカと「SE」と書かれていたのですが、どうやらこれが不評だったようで、2017年モデルからは”Paul Reed Smith”の文字の下に控えめに「SE」と書かれるようになりましたね。

Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / SE

SEシリーズの主なラインナップ

気になるラインナップですが、同社のCustomシリーズを筆頭に豊富に取り揃えられています。
以下に、主なものをピックアップしてみましょう。

・SE Custom 24

PRS/SE 2017モデル SE Custom 24 Vintage Yellow (VY)【Paul Reed Smith Guitar/ポールリードスミス】
PRS SE Custom 24 Vintage Yellow (VY)

PRSで最も人気高いモデルであるCustom 24のSE版。
マホガニー・バック+メイプル・トップ(通常のメイプル板と化粧用のメイプル板の合板)のボディ、メイプル・ネックに24フレット仕様のローズウッド指板+バード・インレイ、そしてPRSデザインのトレモロ・ブリッジを装備しています。
スケール長は25インチと、レス・ポールのミディアムスケールとストラトキャスターのロングスケールの中間くらいになっていて、どちらのギターから持ち替えても違和感なく演奏することが出来ます。
2017年モデルからはピックアップも85/15 “S”ピックアップという新設計ものに変更されています。
このPUは、CoreシリーズのCustom 24に採用されている85/15を元に、従来よりも高域と低域を強調しつつ中低域を減らすことで、クリアで抜けのよいサウンドに仕上げられています。
フロイドローズ搭載モデルのSE “Floyd” Custom 24も人気が高いですね。

・SE Santana

PRS PRS/SE Santana Santana Yellow【Paul Reed Smith Guitar/ポールリードスミス】
PRS SE Santana Santana Yellow

SEシリーズの第一号機から続く、サンタナのシグネチャーモデル。
マホガニーボディに化粧用メイプルトップ、ネックにもマホガニーを採用しています。
ブリッジにはSE Custom 24と同じPRSデザインのトレモロ・ブリッジを装備。
スケール長は、レス・ポール(24.75インチ)よりわずかに短い24.5インチ。
PRSのサンタナモデルと言えば、これまで22フレット仕様が定番だったのですが、2017年モデルからは24フレット仕様になっています。
また、ピックアップも新設計の”SE Santana”に変更されており、サンタナが好きな人にとっては非常に価値の高い一本ですね。

・SE 245

Paul Reed Smith / SE 245 Tobacco Sunburst ポールリードスミス
Paul Reed Smith / SE 245 Tobacco Sunburst

レス・ポールによく似たシングルカッタウェイのボディシェイプを持つモデル。
ボディ材の構成はSE Custom 24と同じくマホガニー・バック+メイプル・トップ(通常のメイプル板と化粧用のメイプル板の合板)。
スケール長はSE Santanaと同じく24.5インチですが、こちらは22フレット仕様。
モデル名の245は、恐らくこのスケール長から来ているのでしょうね。
ブリッジはストップバータイプを採用、ピックアップはSE 245が2基搭載され、クラシックなトーンを奏でます。

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