エレキギターとデジタル技術の融合にチャレンジし続けるブランド(LINE 6編)

現在はヤマハの系列会社

LINE 6と言えば、PODに代表されるデジタルモデリング技術を用いたエフェクターメーカーとして有名ですが、実はギターも作っています。
LINE 6は、1985年にオーバーハイムというシンセサイザーのメーカーのエンジニアであったミシェル・ドゥワディークとピアニストのマーカス・ライルによって、プロオーディオ機器メーカーとして設立されました。
設立当初はFast Forward Designsという社名でしたが、1996年にAxSys212というモデリングギターアンプの販売を機にLine 6と社名を改めています。
1998年には卓上型のアンプシミュレーターであるPODを発売し、大ヒット。
その後、紆余曲折を経て2013年にヤマハに買収され、系列会社となっています。

新世代のモデリングギター

そのLINE 6が作るギターですが、もちろんただのギターではなく、同社が誇るモデリング技術を詰め込んだ新世代のエレキギターとなっています。
Variaxシリーズと名付けられたこのギターは、従来の演奏性を維持しつつヴィンテージ・ギターやアコギの名機などのサウンドをモデリングして再現できる画期的なギターとして2002年に登場しました。

その後、ハイエンドギターブランドの創始者でもあるジェームズ・タイラー氏のデザインによるJames Tyler Variaxへと進化し、2015年からはヤマハのエレキギター技術を融合させたVARIAX STANDARDシリーズもラインナップに加わっています。
それぞれの特徴をご紹介していきますと・・・

1.VARIAX STANDARD

LINE6 ( ライン6 ) / Variax Standard Tobacco Sunburst
LINE6 ( ライン6 ) / Variax Standard Tobacco Sunburst

ヤマハのパシフィカをデザインベースにしたストラトタイプのギター。
見た目こそストラトタイプですが、Variax HDテクノロジーによって1959年製ストラト、1960年製テレキャスター、1959年製レス・ポール、1959年製グレッチ6120、1966年製リッケンバッカー370など、ありとあらゆるヴィンテージ・ギターのトーンを再現、さらにはリゾネーターやシタール、バンジョーといったエレキギター以外の楽器の音すらも再現可能となっています。
そしてデジタルモデリングによるサウンドですので、ハムノイズフリー。
おまけに、瞬時にチューニングを変更できるノブが実装してあり、プリセットのオルタネート・チューニングの他、PCとの連携であらゆるカスタム・チューニングに設定可能。
つまり、オープンGやDADGAD、ドロップDなど、面倒だったチューニング変更作業ともオサラバ!
ちなみに、モデリング機能を使わずに通常のエレキギターとして使用することも出来ます。
モデリング機能を使うにはバッテリーが必要なのですが、バッテリーの持続時間は約12時間と十分なレベルですし、もちろん充電も可能。
これって、もはや夢のギターと言ってもいいくらいですね。
実売価格は10万円ほどで、その多彩な機能を考えると良心的な価格と言えるんじゃないでしょうか。
次世代ギターの姿がここにある!

2.JAMES TYLER VARIAX

LINE6 ( ライン6 ) / JTV-59 Tobacco Sunburst
LINE6 ( ライン6 ) / JTV-59 Tobacco Sunburst

LINE6 ( ライン6 ) / JTV-69S 3-Tone Sunburst
LINE6 ( ライン6 ) / JTV-69S 3-Tone Sunburst

LINE6 ( ライン6 ) / JTV-89F Red
LINE6 ( ライン6 ) / JTV-89F Red

世界的ルシアーであるジェームズ・タイラー氏のデザインによるモデル。
上でご紹介したSTANDARDはストラトタイプのみですが、このJAMES TYLER VARIAXはデザインにバリエーションがあるのが特徴。
まず、JTV-59はレス・ポールタイプでボディはマホガニー+メイプルトップ、ネックはミディアム・スケールでPUはハムバッカー。
ストラトタイプ(STANDARDとは異なるデザイン)のJTV-69Sは、アルダーボディにロング・スケール&シングルコイルPUを採用。
JTV-89Fはディンキータイプで、マホガニーボディにロング・スケール&ハムバッカー、フロイドローズ仕様となっています。
もちろんモデリング機能は最新のVariax HDテクノロジーを搭載し、あらゆるシチュエーションに対応できるスグレモノ。
STANDARDとの最大の違いは、やはりデザインが異なることによる素の音の違いです。
モデリング機能を使わずに通常のギターとして使う際に、レス・ポールのような太い音が欲しい場合はハムバッカーモデル、ストラトのようなきらびやかな高音が欲しいのならシングルPUモデルというチョイスになりますが、もちろん通常のエレキギターとしてもしっかりとしたサウンドを奏でてくれます。
お値段は15万円弱ほど。

3.JAMES TYLER VARIAX US CUSTOM SERIES

受注生産方式の純USA製となるシリーズです。
ギターのデザインはJAMES TYLER VARIAXシリーズを踏襲していますが、厳選した材料を用い、熟練の職人によって作り上げられた至高の逸品です。
Variax HDテクノロジーは、あらゆるシチュエーションに対応可能ですし、通常のエレキギターとしての実力も申し分なし。
最先端のテクノロジーと熟達した職人技が融合したハイエンドギター。
受注生産品なので、店頭で見かけることがほとんどないのがちょっと苦しいところかも。
お値段もハイエンドギターと考えれば高くはないものの、40万~50万円ほどはするようです。

最先端のモデリング技術を搭載したVARIAXシリーズは、アコギのトーンなどが再現できる上、チューニング変更も瞬時に切り替えが可能で、さらにハムノイズも存在しませんから、レコーディングには最適のギターと言えるでしょう。
スタジオでのレコーディングが多いギタリストの方には、是非オススメの一本ですね!

LINE 6のギターを・・・

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