モダンスタイル・ギターの草分け的ブランド(ジャクソン編:その2)

ジャクソン・ギターの特徴

ジャクソン・ギターの特徴としては、コンコルド・ヘッドやコニカル・フィンガーボード、スカーフジョイントが挙げられます。

コンコルド・ヘッド

コンコルド・ヘッドは、今の若い人たちは知らないかもしれませんが、コンコルドという超音速旅客機のノーズ部分に形状が似ていて、多分名前もそこからきているのでしょう。
やたらと突き刺さりそうなその形状は、メタルのイメージにピッタリ。
「Jackson」というロゴもデカデカと書かれており、とてもアグレッシブなデザインに仕上がっていますね。

コニカル・フィンガーボード

コニカル・フィンガーボードは、指板がネック本体も含めて円錐の表面を切り取った形状になっているもので、ローフレット側の指板はアールが小さく、ハイフレット側へ行くにつれて徐々にアールが緩やかになっています。
いわゆるコンパウンド・ラディアス指板で、これによりローポジションとハイポジションとの演奏性の違和感を小さくしています。
「シャーク・フィン(鮫の鰭)」と呼ばれるポジション・マークも、ルックス的な特徴ですね。

スカーフ・ジョイント

そしてスカーフ・ジョイントは、ネックの強度アップや木材の節約を目的としたもので、一枚の薄いネック材を途中で斜めに切断し、片方を裏返して斜めに接着することでヘッド角を作り出しています。
これによりネックの角度が付いた部分の木目を折れにくい方向にすることができ、ネックの強度が上がると言われています。

また、ジャクソンはスルーネック構造のモデルが多いことも特徴と言えるでしょう。
スルーネックはサステインの伸びが良いと言う長所を持っており、この点もハードロック/ヘヴィメタル系のギタリスト達に受け入れられた要因の一つとなっています。

代表的なモデル

ジャクソンの代表的なモデルとしては、以下のものがあります。

1.Randy Rhoads(ランディ・ローズ、RR)

JACKSON ( ジャクソン ) / Rhoads RRXMG White with Black Pinstripes

JACKSON ( ジャクソン ) / Rhoads RRXMG White with Black Pinstripes

その名の通りランディ・ローズモデル。
ランディ・ローズのアイデアをふんだんに取り込んだ、左右非対称のフライングVタイプのギターです。
RRのアグレッシブなルックスは、激しいヘヴィメタルサウンドのイメージにマッチしていますね。
ボディ裏側から弦を通すスルーボディタイプの他、フロイドローズブリッジが搭載されているタイプ、ピックアップにEMG製が使われているタイプなどのバリエーションがあります。

2.Soloist(ソロイスト、SL)

JACKSON ( ジャクソン ) / SL2Q Pro Series Soloist Transparent Red

JACKSON ( ジャクソン ) / SL2Q Pro Series Soloist Transparent Red

ストラトキャスターを進化させた、いわゆるスーパーストラト。
ストラトタイプでありながら、本家と決定的に違うのがスルーネック構造を持っている点です。
ストラトの進化形と言う意味では、ソロイストは一つの回答とも言えますね。

3.Dinky(ディンキー、DK)

JACKSON ( ジャクソン ) / JS32Q Dinky Arch Top Transparent Amber

JACKSON ( ジャクソン ) / JS32Q Dinky Arch Top Transparent Amber

見た目はソロイストとほぼ同じですが、こちらはスルーネックではなくボルトオン構造となっています。
このため、サステインの伸びなどはソロイストに譲るのですが、スルーネック構造はネックの交換が出来ないというデメリットもあるので、メンテナンスを含めた扱いやすさと言う意味ではこちらの方が上でしょう。
ギターとしてのバランスが非常に良いために、他ブランドでも似たタイプのものが多く作られており、アイバニーズのRGシリーズなんかも、このディンキーの影響を強く受けていますね。

4.King V(キングV、KV)

JACKSON ( ジャクソン ) / KVMGQ Pro Series King V Transparent Amber Sunburst

JACKSON ( ジャクソン ) / KVMGQ Pro Series King V Transparent Amber Sunburst

こちらは左右が対称形になっているフライングVタイプ。
とにかく、めっちゃとんがってる。(笑)
元ラットのロビン・クロスビーのためにデザインされたギターで、「KING」と命名されたのは、ロビン・クロスビーのあだ名が「KING」であったことによるものです。

5.Kelly(ケリー、KE)

JACKSON ( ジャクソン ) / KEXMG SILVERBURST

JACKSON ( ジャクソン ) / KEXMG SILVERBURST

ギブソンのエクスプローラータイプで、やっぱりこれもとんがってる。(笑)
日本でもおなじみの元メガデスのマーティー・フリードマン氏も愛用していました。

グレード別では、最上級グレードのカスタムショップ製を筆頭に、レギュラーラインとして上からUSAセレクトシリーズ(25万円以上)、Proシリーズ(10万弱~20万円くらい)、Xシリーズ(5万円強~10万円くらい)、JSシリーズ(2万~7万円くらい)がラインナップされています。

ジャクソンは、ハードロック/ヘヴィメタル系ギタリストの御用達ブランドとも言われ、アグレッシブなルックスのギターが多く揃っています。
価格帯も幅広く展開されており、財布と相談しながら自分の気に入った一本が選べます。
メタル好きなら、一度は触れておきたいブランドですね。

ジャクソンのギターを・・・

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