高いギターは買えないけど音に妥協はしたくない!そんなアナタの味方となるギターブランド(エドワーズ編:その1)

エドワーズ(EDWARDS)はESPが展開するギターブランドで、主に中級者以上のギタリストをターゲットにしている普及帯価格のブランドです。
ESPというギターメーカーは、トップブランドとしてESPとナビゲーターを二本柱としており、非常に高い品質を誇るのですが、いかんせんこの2ブランドは値段が高いのがネック。
かなりの上級者か経済的に余裕のある方でないと、なかなか購入する気にはならないブランドだというのが正直なところです。

エドワーズは国内で組み上げている

ESPとナビゲーターの値段が高い理由は色々とあると思いますが、その中の一つに純国産品であるということが挙げられます。
全ての工程を日本国内で行っている為、人件費がそれなりにかかってしまうんですね。
そこで、人件費を抑えるために海外の工場(主に中国と言われています)で木材加工や塗装工程を行い、組み立てや内部配線、仕上げ工程を日本国内で行う方式を採用したのがエドワーズなのです。
この方式によりエドワーズは、10万円前後の価格帯を中心とすることに成功し、価格以上の品質を誇るブランドとして、そして初心者を卒業したギタリストにとって最適なブランドとして広く認知されるに至っています。

EDWARDS ( エドワーズ ) / E-FR-145GT See Thru Red

パーツ類は世界のトップブランドを採用

エドワーズのもう一つの特徴として、採用されているパーツ類が、世界的に定評のあるブランド品であることが挙げられます。
まず、ピックアップはほとんどのモデルにセイモアダンカン製を採用。
これは、ESPがセイモアダンカンの日本正規代理店であることが強く関係していますが、ギターを購入した時点で世界のトップに君臨するブランドのピックアップが最初から搭載されているのは大きな強みと言って良いでしょう。

さらにペグやブリッジは、これも世界のトップブランドであるゴトー製となっていますし、フロイドローズ搭載モデルには本家Floyd Roseのものが採用されるなど、非常に信頼性の高いパーツ構成となっています。
もちろん、木材の部分も手を抜くことなく丁寧な加工がなされており、木材のグレードこそ上位ブランドには劣るものの、弾きやすさと耐久性を両立させた精度の高いものになっています。

オリジナルシリーズとトラディショナルシリーズ

ギターのラインナップとしては、上位ブランドであるESPがオリジナルモデル、ナビゲーターがコピーモデルという風に棲み分けがなされているのに対し、エドワーズではオリジナルモデルとコピーモデルの両方が作られていて、それぞれにオリジナルシリーズとトラディショナルシリーズという名前が付けられています。
そこで、まずはオリジナルモデルの主だったものをご紹介してきたいと思います。

オリジナルシリーズの主なラインナップ

・HORIZONシリーズ

ESPの代表的モデルであるHORIZON。
エドワーズではノントレモロタイプのE-HR-135NT、E-HR-145NT/QMと、左右非対称のオフセットボディになっているHORIZON IIIタイプのE-HR-135III、E-HR-145III、同じくHORIZON IIIタイプで7弦モデルのE-HR-155III-7Sの5機種がラインナップされています。
5機種ともネックはスルーネック構造で、3ピースのハードメイプルを採用しており、十分に剛性が確保されています。

ノントレモロタイプのE-HR-135NTとE-HR-145NT/QMの違いはボディ材であり、前者はアルダー、後者はキルトメイプルトップ+マホガニーバックという仕様になっています。


EDWARDS E-HR-135NT BK


Edwards E-HR-145NT/QM Black Aqua

この2機種のピックアップには、中高域をアグレッシブに強化し、強烈なディストーションサウンドを放つことが出来る”Black Winter”を2基装備。
過激なデスメタルに対応した、攻撃的なモデルです。

HORIZON IIIタイプの3機種はいずれもボディにアルダー材を採用し、ブリッジにはフロイドローズの1000シリーズが搭載されています。

EDWARDS ( エドワーズ ) / E-HR-145III Black
EDWARDS ( エドワーズ ) / E-HR-145III Black

E-HR-135IIIとE-HR-145IIIの相違点は、ボディカラーなどのルックス面の違いのみに留まるようですね。
ピックアップはフロントに出力がやや低めのSH-2n(Jazz model)、リアにヴィンテージ感を残しつつもパワーのあるTB-14(=SH-14(Custom 5)、TBという型番はとレムバッカーの略で、標準のSHタイプより弦間の広いギターに対応したピックアップです。)という組み合わせを採用しており、比較的オールマイティな音色が設定されています。

実売価格は、5機種ともおおよそ10万円前後。


・FORESTシリーズ

上位ブランドESPではFOREST-GTとしてラインナップされているモデルのエドワーズ版。
FOREST-GTのシェイプを踏襲したE-FR-145GT、FOREST-GTの形状をさらに立体的にしたE-FR-140GT/BAの2機種に加え、フォレストの姉妹モデルとしてESPではセットネック仕様であったANTELOPEシリーズのエドワーズ版であるE-AN-137FR(こちらはスルーネック仕様)の計3機種がラインナップされています。
3機種ともスルーネック構造を持ち、フロイドローズ1000シリーズのブリッジを搭載しています。

E-FR-145GTはアッシュボディにウォルナット&ハードメイプルの7ピースネック(ブラックのみハードメイプルの3ピース)が採用され、ピックアップにはフロントにSH-1n(’59 model)、リアにTB-4(=SH-4、JB Model)という定番中の定番のペアが採用されています。

EDWARDS ( エドワーズ ) / E-FR-145GT See Thru Red
EDWARDS ( エドワーズ ) / E-FR-145GT See Thru Red

E-FR-140GT/BAは、ボディ材としてアッシュトップ+アルダーバック、ウォルナットとハードメイプルの7ピースネックという構造を持ちます。
ピックアップは、フロントにSH-1のシングルコイル版であるSHR-1が採用され、リアのTB-4とのバランスもバッチリ。


EDWARDS E-FR-140GT/BA Black

そしてANTELOPEタイプであるE-AN-137FRですが、こちらはボディ材、ネック材、ピックアップなどの基本仕様は上のE-FE-140GT/BAと同じ仕様。
ボディ形状以外に異なる点としては、指板のインレイやコントロール部分の仕様が異なっており、これは好み次第ということになりますね。


EDWARDS E-AN-137FR See Thru Red

こちらのシリーズも実売価格は10万円前後とハイコストパフォーマンスを誇りますね。


さて、まだまだ他にも色んな機種がエドワーズでは生産されていますが、一気に全部ご紹介すると長くなり過ぎるので、この続きは次回以降に書いていきますね!

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