エレキギターの基礎知識(PRSカスタム編:その3)

グレード毎の特徴

今回は、PRSカスタムシリーズのバリエーションについてのお話しです。
PRSのエレキギターには大きく分けて四つのグレードがあります。

上位から順番に、プライベート・ストック、コア・モデル、S2シリーズ、SEシリーズとなるのですが、このそれぞれにカスタムシリーズのギターがラインナップされています。
ここでは、それを順番にご紹介していくことにします。

・Private Stock Custom 24

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Paul Reed Smith / Private Stock #5202 Custom24 Retro Model Island Glow

プライベート・ストックは、最高級の素材を使い、最高レベルの職人によって作り上げられる完全受注生産品です。
使用される木材はどれも超高級素材ばかりで、ブラジリアン・ローズウッド指板など、現在では新たに入手することが不可能なものまで含まれています。
従って価格も超高級。
普通に100万円とかしますので、気軽に購入できるようなものではありません。
事実、このプライベート・ストックは、ガンガン弾くためではなく、コレクション目的で購入されることが多いようです。
自分で汗をかいて演奏するのではなく、高級なブランデーでも飲みながら、その美しいルックスを鑑賞するために買うのです。
私も、そんなことしてみたいなぁ(笑)

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・Custom 24/Custom 22

Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / Custom 22 20th Anniv Artist Package VY
Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / Custom 22 20th Anniv Artist Package VY

無印でカスタム24、カスタム22と言った場合は、コア・モデルのものを指します。
スペックに関しては、(その1)に書いてありますので、そちらを参照していただけると幸いです。
値段的には安ければ30万円台からあるようですが、10top(10本の原木の中に一本あるかどうかという美しい杢目のものを言います)などでは50万円くらいするようですね。

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・”Floyd” Custom 24

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P.R.S. ポールリードスミス エレキギター “Floyd” Custom24 10top Quilt AQ #212425

コア・モデルの中にある、もう一つのカスタム24です。
要はシンクロナイズド・トレモロの部分を、激しくアーミングしてもチューニングが狂わないフロイド・ローズタイプに変更したものです。
つまり、ヘヴィメタル仕様のカスタム24ということになりますね。
他にもメイプルネック+エボニー指板という組み合わせや、ピックアップもより出力の高い\m/(「メタル」と読むそうです)が採用されている点などが、カスタム24と異なる点です。
価格的には、無印のカスタム24と概ね同じくらい。

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・S2 Custom 24/S2 Custom 22

Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / S2 Custom 24 Black Cherry
Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / S2 Custom 24 Black Cherry

S2シリーズはペグやブリッジ、ピックアップ等のパーツをOEM生産に切り替え、木工や組み上げなどをアメリカの工場で行い、塗装をシンプルなカラーに限定してコストダウンを図った、コア・モデルとSEシリーズの間に位置するグレードです。
このS2シリーズのおける最も特徴的な点は、非対称ベベルド・トップ。
コア・モデルのカスタムのボディトップは、美しい曲線を描くアーチトップ形状なのですが、廉価版であるS2ではフラットトップ形状でボディの角の部分を斜めにカットしたベベルドと呼ばれる形状になっています。
ギブソンのSGなんかも、ベベルド・トップになっていますね。
もちろんこれは、省力化のために行っていることですが、S2の場合は6弦側のカット角度を緩やかに広く取り、1弦側を急角度で狭くしてあって、この形状がS2らしさにもなっています。
木材のグレードはやや落としてあるものの、マホガニーバック+メイプルトップのボディ、マホガニーネックにローズウッド指板などの仕様は無印版と同じ。
ロッキングチューナーもS2専用タイプのものが取り付けられ、無印版に近づけるよう最大限の努力がなされています。
ピックアップは、24がフロントHFS、リアVintage Bassというモダンタイプのもので、22が#7というヴィンテージタイプのものが採用されています。
ピックアップは、2017年モデルからS2のカスタム全機種に85/15 “S”が搭載されています。
お値段は、コア・モデルよりグッと安く、十数万円。
コア・モデルはちょっと高過ぎるけど、USA製の良質ギターが欲しい方にはオススメですね!

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・SE Custom 24/SE Custom 22

Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / SE Custom24 Sphire
Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / SE Custom24 Sphire

PRSの最廉価グレードであるSEシリーズです。
韓国で生産することでコストダウンを図りつつも、しっかりと調整すればプロの使用にも耐えうる品質を持っています。
SEシリーズはS2と同じようにベベルド・トップを採用していますが、こちらは6弦側と1弦側のカットが概ね同じくらい。
ロッキング・チューナーは搭載されていませんが、まあ他社製ギターも無いのが普通ですから、価格を考えれば特にデメリットとは言えないでしょう。
使用されている木材は、マホガニーバック+メイプルトップボディ、メイプルネックにローズウッド指板という仕様。(SE Custom 22はマホガニーネック)
ピックアップは24がSEシリーズ用にアレンジされたHFS(フロント)とVintage Bass(リア)、22が同じくSE用Tone Furnaceというものが二基使用されています。
ピックアップは、2017年モデルからSEのカスタム全機種(7弦モデルを除く)に85/15 “S”が搭載されています。
価格的には10万円弱。
初心者向けとして考えるとやや高価かも知れませんが、しっかりしたものを求める方にはオススメのギターです。
尚、SE Custom 24にはフロイドローズブリッジ搭載タイプであるSE “Floyd” Custom 24や、SEシリーズにしかない7弦モデルのSE Custom 24 7-Stringもラインナップされています。

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以上が、PRSカスタムのラインナップになります。
プライベート・ストックはちょっと別格ですが、コア・モデルが上級者向け、S2が中級者向け、SEが初心者向けという風に、グレード毎の特色がはっきりしていますね。
そして、最廉価グレードであるSEでも、問題なくライブで使用できるクオリティの高さを持っています。
消費者側の目線としては、コア・モデルの値段がもう少し安くなってくれると嬉しいんですけどね~。

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