変形ギターについてうんちくを語ってみた(エクスプローラー編)

早すぎた登場

エクスプローラーは、ギブソンが1958年にフライングVと同時に発表したエレキギターです。
発売当初はフューチュラ(Futura)という名前でした。
今でこそ変形ギターの元祖的存在のように言われますが、発売当初はそのあまりに斬新すぎるスタイルに、不評ばかりが集まり、結局全くと言っていいほど売れずに、翌59年には生産中止となっています。
まあ、当時はハードロックどころかビートルズすら登場していない時代ですから、無理もない話ですね。
登場する時代が早すぎたのです。

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Gibson ギブソン エレキギター Explorer 2016 Ebony

その後、兄弟分のフライングVは1967年に生産が再開されていますが、その時もエクスプローラーの復活はなし。
恐らく、ギブソンとしては復活させるつもりはなかったのでしょう。
しかし、74年にヘイマー社からスタンダードと言う名前でエクスプローラータイプのギターが発売され、これが好評を博したことでギブソンの考えが変わります。

翌75年には早速生産を再開。
当時のハードロックブームにも乗っかって、エクスプローラーはギブソンのレギュラーライン入りを果たすことになります。
発売当初はフライングVと同様にボディにコリーナ材が使われていましたが、現在では主にマホガニーが使用されています。
エクスプローラーは、本家のギブソンの他にも、他メーカーから発売されているモデルにも人気があり、上記のヘイマー社の他にもジャクソンのケリーなども有名ですね。

エクスプローラーの特徴

エクスプローラーの特徴はやはりそのルックスにあり、ボディの対角線の角をつまんで引っ張ったような形状をしています。
特にボディ上部の右ひじが当たる部分は、ストラトのようなコンターボディのギターに慣れた人が持つと、かなり違和感を感じるかも知れません。
ただ、これがあるから右ひじのポジションがしっかり決まるという人もいるので、必ずしも邪魔になると言うものではないようですね。

座って弾ける!

兄弟分のフライングVとの大きな違いは、何と言っても座って弾ける点。(笑)
ただ、小柄な人だと右ひじのところが多少邪魔になるかも知れませんので、練習などで座って弾くことが多い場合は、注意が必要です。
あと、壁とかに立てかけることは出来ません。
スタンドもネックから吊り下げるタイプなら使えますが、下で支えるタイプだと使えないものがあるので、そこも注意が必要ですね。

バナナヘッド

あと、バナナヘッドと呼ばれるヘッド形状も特徴的。
ギブソンのエレキギターは、レス・ポールに代表されるように1~3弦と4~6弦のペグが左右に分かれていることが多いのですが、エクスプローラーのヘッドはフェンダーのように片側6連ペグになっています。
このヘッド形状がボディのアグレッシブな形状とマッチしていて、よりロックな印象をギターに与えています。

アグレッシブなサウンド

ボディとネックがマホガニー、ハムバッカー2基を搭載し、チューン・O・マチックブリッジという仕様は、SGやフライングVと同様で、サウンドのキャラクターも基本的にはこの2機種と似ています。
レス・ポールよりは尖ったサウンドという印象が強いので、歪ませると攻撃的な音になり、ルックス面との相性もバッチリ。

USA製でもリーズナブルな価格

さらに、価格も比較的リーズナブル。
レギュラーライン品なら基本的に10万~20万円くらいで買えます。
廉価ブランドのエピフォンからもリリースされており、そちらは5万円前後のものを中心に販売されています。

ギブソンというネームバリューを持ちながら、アグレッシブな外見のエレキギターです。
まあその外見のせいで、ハードロック・ヘヴィメタル系以外では使っている人が少ないとも言えるのですが、だからこそ目立つ事間違いなし!

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