奥が深いエフェクターの世界(超基礎編:その2)

エフェクター関連記事の第二弾となる今回は、モジュレーション系及び空間系エフェクターに関するお話です。

エフェクトの種類

☆モジュレーション系

モジュレーションとは、「高周波持続電流の振幅・周波数・位相などを変化させること。」というのが本来の言葉の意味です。
エフェクターにおけるモジュレーションもほぼ同じ意味で、”高周波持続電流”の部分を”音波”に変えてもらえば、概ね間違いはないかと思います。

・コーラス

同じ音の波形を時間的に微妙にずらすことで、音の厚みを増すことが出来るエフェクター。
揺らぎのある爽やかな音色になるのが特徴。
フェイザーやフランジャーなどは基本的にエフェクトが目立つように設定するのですが、コーラスはむしろ淡く、ほんのり効いているように設定するのが基本ですね。

・フランジャー

独特のうねりを持ったサウンドを作ることができるエフェクターです。
基本的な原理はコーラスと同じなのですが、コーラスよりも音の遅延時間(ディレイ・タイム)を短くして、繰り返す回数(フィードバック)を多くすることで、コーラスとは全く違った音になるのです。
深くかけると、激しく回転する金属的な音になるのが特徴的。

・フェイザー

フェイザーも、フランジャーと同じように音にうねりを出せるエフェクターです。
コーラスやフランジャーは、音を時間的にずらすことが基本原理ですが、フェイザーはそれとは異なり、音の位相をずらすことで効果を生み出しています。
位相をずらして音を出すと、お互いに干渉しあって、音が大きくなる部分と反対に小さくなる部分が出てくることを利用しているのです。
フランジャーが金属的な音色になるのに対して、フェイザーはシュワシュワーッとした波のようなサウンドが特徴です。

・トレモロ

周期的に音量を上下させ、揺れるような効果を出すエフェクター。
音が断続的に聴こえるのが特徴です。
トレモロ奏法と同様の効果をエフェクターで行っているんですね。
トレモロ奏法とはマンドリンなどでよくみられる奏法で、単一の高さの音を連続して小刻みに演奏する、もしくは複数の高さの音を交互に小刻みに演奏する奏法の事を言います。
ちなみに、ストラトキャスターなどについているトレモロ・アームは、音程を変化させるものであり、アームを使うことをトレモロ奏法とは言いません。
ギター初心者の方にとっては、この辺りの言葉の区別が難しいところではありますね。
尚、音程を周期的に変化させるエフェクターもあり、ビブラートがそれに当たります。

☆空間系

空間系は、字の通りに音に空間的な広がりを加えることを目的としたエフェクターです。
コーラスなどのモジュレーション系も、空間的に広がる音なので空間系だという人もいますが、内部の構造が異なるので通常は区別します。

・リバーブ

ホールで音を出しているかのような残響音を出すことが出来ます。
カラオケのエコーなんかも、リバーブに近い効果になりますね。

・ディレイ

いわゆる「やまびこ」効果を出せるエフェクター。
リバーブが残響音なのに対し、ディレイは音を繰り返していると言えば区別しやすいでしょうか。

以上が、代表的なエフェクターとなります。
歪み系で3種類、モジュレーション系で4種類、空間系で2種類の計9種類を簡単に説明して見ましたが、わかりやすかったでしょうか?
音の話なので、文章で伝えるのは難しい・・・。
他にもエフェクターの種類はいっぱいあるのですが、とりあえずはこの9種類で基礎的なところは押さえられると思います。

次回からは、具体的にどれを買えば間違いがないのか、おすすめのエフェクターをご紹介していきますよ!

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