エレキギターの弦について語ってみる(その2)

(その1)では、弦の構造と種類を説明しましたが、次は弦の太さについてお話ししましょう。

弦の売り場に行って、実際のパッケージを見ると、数字が色々書いてあると思います。
この数字は弦の太さなのですが、初めて弦を購入しようとする人にとっては、何のことだかさっぱり分からないですよね。
慣れてくれば、パッケージに書いてあることが理解できるようになってきますが、誰にでも初めての時はありますから、まずは弦の太さの基本的な見方から入ることにします。

弦の太さの見分け方

弦の太さに関しては一般的な呼び方があり、細い方からエクストラライトゲージ、スーパーライトゲージ、ライトゲージ、ミディアムゲージ、ヘビーゲージという5種類に大別されます。
又、弦のパッケージに書いてある数字は、弦の太さをインチ単位で表記したものです。
6本の弦のそれぞれの太さが書いてあるので、数字がいっぱい書いてあるように感じるのです。
また、その数字も小数点を省いたりしているので、知らない人から見れば余計に意味不明なんですね。
ゲージの種類ごとにパッケージを色分けして、見た目ですぐに区別がつくようにしているメーカーもありますが、それでも慣れるまでは何となく不安なものです。
でもだからと言って、各ゲージごとの数字を全部覚えるのも、それはそれで大変な話。
じゃあ何を見て買えばいいのか?
それは6つの数字のうち、一番小さな数字と一番大きな数字を見ればいいのです。

・エクストラライトゲージ:8と38(もしくは0.008と0.038)
・スーパーライトゲージ:9と42(0.009と0.042)
・ライト(又はレギュラー)ゲージ:10と46(0.01と0.046)
・ミディアムゲージ:11と49(0.011と0.049)
・ヘビーゲージ:12と54(0.012と0.054)

というふうになります。
上の数字を見て、別に数字を二つ覚えなくても、小さい方か大きい方どちらかを覚えておけば区別できるんじゃないの?という方もいらっしゃるでしょう。
実は上の5種類はあくまでも代表的なものであり、弦メーカーからはさらに色々な弦の太さのセットが販売されています。
細い弦はスーパーライトゲージで、太い弦はライトゲージという組み合わせの製品もあり、片方の数字だけ覚えていると、間違える可能性があるのです。
従って、弦の太さを見るときには、二つの数字をチェックするようにしましょう。(厳密には、ダダリオなどからは、各弦のテンションバランスを見直して、一般的なものとは微妙に太さを変えたものも販売されていて、二つの数字だけでは区別できない場合もあります。)

弦の太さの選び方

では、実際にどの太さの弦を使えばいいのか?
ギタリストのほとんどは、恐らくスーパーライトかライト、もしくは細い弦にスーパーライト、太い弦にライトを組み合わせたハイブリッドの3種類のどれかを使用していると思います。
エクストラライトは、弦の張力が弱く、力の弱い子供や女性向けなのですが、音がビビり易いのであまり一般的ではありません。
ミディアムゲージは逆に弦の張力が強くなってくるので、チョーキングが結構ツライ。
弦が太いと音はパワフルになりますので、指の力に自信があって、なおかつ音の力強さを求める人くらいしか使わないでしょう。
へビーゲージは、通常のチューニングでは張力が強すぎてネックに負担がかかるので、ドロップチューニングをするような場合でしか使われません。

基本的に、弦が細いと張力が弱くなり、弦を押さえる力が少なくて済む分、弾きやすくなります。
チョーキングなんかも楽になりますから、指の皮がめくれにくいというメリットもあります。
ですが、音は細くなり、サスティーンも伸びにくくなるという傾向もあります。
なので、まずは最もポピュラーなライトゲージを使用してみて、そこで弦の押えにくさを感じたり、指先が痛くてツライなどの場合は、ハイブリッドやスーパーライトに変えていくのが良いと思います。

次回は、具体的にどの弦を買えばいいのか、オススメの弦セットをご紹介しますね!

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