簡単に出来るエレキギターのノイズ対策

エレキギターにとって、ノイズはある意味永遠の課題ともいえるかも知れませんね。
特にストラトのようなシングルコイルのギターは非常にノイズが乗りやすく、初めてストラトを弾いたときはびっくりされる方もおられるのではないでしょうか。
ノイズも含めて、それがそのギターのサウンドだという意見もあって、もちろんそれも間違った意見ではないのですが、それでもやっぱりノイズは少ない方が良いですよね。

114a06b02f38d240a819db74ec557331_s

手軽なノイズ対策法

ノイズの原因というのは非常にたくさんの要素があって、ギター本体のノイズもありますし、近くの電気機器のノイズを拾ったりすることもあります。
まあ、ほぼ完璧と言えるノイズ対策をするのはなかなか大変な事ですし、コストもかかる話ですから、とりあえずその話は横に置いておくとして、今回は比較的手軽に出来るノイズ対策について書いてみたいと思います。

アルミ箔を貼る

まず、ストラトキャスターのようにピックガード裏で配線が行われているギターの場合、ピックガード裏にアルミ箔などを貼ることでノイズをある程度除去することができます。
元々、ピックガード裏には、コントロールポット廻りにアルミ箔が貼られていると思いますが、それをボディのザグリ部分と同じ程度まで広げてあげるのです。
ただし、ここで気を付けたいのは、こういった類のノイズ対策は、あまりやりすぎるとハイ落ち(音の高域が削れる)につながる場合があるという点です。
ピックアップの自然なサウンドを得たい場合は、アルミ箔は必要最低限のレベルにした方が良いですし、ノイズ対策を優先したい場合は、できるだけ広い面積に貼った方が良いので、その辺りはバランスを考えながら作業した方が良いでしょうね。

ピックガードの裏全面をアルミ加工したものも売られていますが、必ずしも裏面全体を覆う必要はなく、ボディとピックガードが重なるような部分は別にアルミで覆われていなくても、問題はないでしょう。
百均ショップなどではアルミテープが売られていますので、それを使っても良いでしょうし、ギター用に大きめのサイズのアルミテープも売られています。

MONTREUX ( モントルー ) / Aluminum Shielding Tape
MONTREUX ( モントルー ) / Aluminum Shielding Tape

ただ、テープの場合は粘着剤が塗られていますので、テープが重なった部分は互いに導通しません。(導通するタイプのテープも売られています。)
原則として、全部のテープを導通させて、それをアースに落とさないといけませんので、その場合は、テープとテープの境目に、小さなアルミテープを裏向けて重ね、さらにその上からテープを貼って固定すれば導通が取れます。

また、アルミではなく、より電気抵抗の低い金属箔を使うとより効果が上がると言われています。
アルミより電気抵抗が低い金属としては、銀や銅がありますので、銀箔や銅箔を使うのもアリですね。

導電塗料

次に、ボディのキャビティ内部(ザグリ部分)をアルミ箔や導電塗料などで覆うのもノイズ対策となります。
キッチン用のアルミホイルなどを使えば安く済みますが、導電塗料の方が見た目的にもスッキリしますね。

Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / Noise Hell SP-D-01
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / Noise Hell SP-D-01

どちらの場合でも、すき間を作らないようにすることが大事になってきます。
要は、導電性の材料でギターの電気回路をすっぽりと覆ってしまうことでノイズを除去しているので、すき間があるとそれだけ効果が落ちてしまうのです。

アースは忘れずに!

あと、キャビティ内を導電材で覆った場合は、アースを接続することも大事です。
ピックガード裏の場合は、ポットのワッシャー部分を利用してアースに接続できるので特別な加工は必要ありませんが、キャビティ内はアース線を端子でビス止めするなどしてアースを取る必要があります。
アース線に端子を取り付けるには工具が必要ですが、安いものであれば百均ショップで数百円程度で売っていますね。
キャビティ内に取り付けたアース線は、ポットの裏側などにハンダ付けしておけばそれでアースが効きます。
もし、自分で出来なさそうに感じた場合は、リペアショップか電気工事の経験がある人に相談してみても良いかと思います。

他にも、安価なギターですと、付属で付いてくるシールドケーブルがあまり良いものではなくノイズが入りやすかったりする事があるので、カナレ製などのしっかりとしたシールドケーブルに換えてみるという方法もあります。
さらに、それでもノイズが気になる方は、少々コストや手間がかかりますが、ピックアップをノイズレスタイプや、アクティブ・ピックアップに換えるという手もありますね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする